あるていどらくにいきたい

生きづらいぼくたちが
なんとか生きていけますように

2014-06-18

合格した「瞬間」を想像するのが一番ヤル気が出る

合格する気がする

難関資格たる司法書士を志す皆さんにおかれましては,カッコイイ感じの「」ですとか「野望」ですとか,要するに動機があることと思われます。

実際,合格体験記の類を読みましても「弱者救済」「街の/身近な法律家」といったカッコイイ感じの動機が書いてありますよね。

さらに予備校の先生方も「強い動機が必要」みたいなことを言いますので,僕も自分なりの「強い動機」みたいなものを作ることによって,勉強に対するヤル気をアップさせようと試行錯誤してきました。

……それで率直にお聞きしたいのすが,そのデカイ野望は,「たった今」勉強するための動機になっていますか?

僕はなっていません

寝る前の不安を払拭したり,トマトを並べている時に「今日も頑張るぞ」と思うくらいの動機にはなるのですが,
  • くそ眠たい時に起き上がって勉強するだけの動機
  • なぜかヤル気が全く出ないけど勉強するだけの動機
にはなりませんでした。

「合格した瞬間」
基本的に僕はパートタイムの時間は,オバチャン方とおしゃべりしている時以外,何かしら高度に戦略的なことを考えていますので(いつ今週の週刊少年マガジンを読むのがベストか,とか,『アイショウジョ』が打ち切りになったらどうしよう,とか……),どうすればヤル気が出るかを考えたのです。

そして気づいたのですが,

『うおー合格した―』と喜んでいる瞬間を想像するのが一番ヤル気が出る」

ということです(タイトルの通りです)

これは,
  • くそ眠たい時に起き上がって勉強するだけのヤル気
  • なぜかヤル気が全く出ないけど勉強するだけのヤル気
になります。

アドレナリン的なやつが出ます。かなり出ます。

……いえ,実際皆さんが十分ヤル気を出していることは知っているのです。僕はブログを読みながら「なんでこの人達こんなにヤル気あるの??」と圧倒されています。しかし,まあ,人間ですから,ヤル気のでない瞬間も,あるじゃないですか。そういう時にでも試してみてくださいね。

(ちなみに僕が大学生のとき就職試験の勉強でヤル気を出すために使っていたのは「素敵な異性の上司にこき使われる」ことを想像することでした。頭おかしいと思われるかもしれませんが,変に現実的なことを考えるよりもよっぽどヤル気が出ます。こちらもオススメです。なお,人によっては「素敵な異性の部下をこき使う」ほうがヤル気の出る人もいるかもしれませんが,僕は「こき使われる」ほうがヤル気の出るタイプです)


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2014-06-15

「不安」をなくすには勉強するしかない。「焦り」をなくすためにも勉強するしかない。

勉強している間だけは……

皆さんもまさに,同じことを感じてらっしゃるかもしれません。ライジングサン先生も「合格が近いヤツほど不安なんだ」と言っていましたよね。

(余談ですが,もし僕が仮にもう一度基礎講座を受ける日が来るとすれば,ライジングサン先生の講座を受けると思います。彼の方法論が大好きだからです。松本先生の講座は,試験合格後に遊びで聞きたいです)

僕もなぜか不安です。
  • 民法の復習もしたい
  • 不動産登記の講義を進めたい
  • 当然過去問演習もしとかないと悲惨なことになる
  • テキスト読み返さずに忘れたら,授業を受けた意味ないんじゃないか
と,なかば強迫神経症患者のごとくアレコレ不安なのですが,ふしぎと「勉強している瞬間」だけはこの不安から逃れることができます。

僕は基本的に一日8時間強寝てますので,余剰時間は,
  • パートある日:24-8-6=10時間
  • パートない日:24-8=16時間
となっています。

このそれぞれ半分を勉強に充てれば,不安も半分で済みます。

仮に全てを勉強に充てれば,不安は消滅すると思います(理論上は)。

そして実際徐々にそうなりつつあるので,やがて僕は不安を感じなくなるんだろうなあ……と楽観的に考えていますがどうなのでしょうか。

その場合は徐々に「不安パワー」みたいなものも増えていくと思いますので,勉強していても不安を感じるのかもしれません……。


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2014-06-11

理系的な「理解」と法的な「理解」

理系的理解と法的理解
意味のあるアイキャッチ

先日,不動産登記法に四苦八苦している旨の記事を書いたのですが,これにつき良きアドバイスを頂きまして,「そういえば」と言いたいことを思いつきました。

とりあえず、よく分からなくても、初めから全てを几帳面に理解しようとせずに、とにかく講義視聴を先に進めていくのが良いかと。
我慢して他科目も含めて学習を継続していくと、霧が晴れていくように視界がクリアになって、理解できるようになる感じです。
―― 


僕はくさっても理系ですので,わりと理屈っぽい性格です。

ですから,よくちまたで「法律は理屈だ」「法律はむしろ理系に近い」みないな言葉を過剰に信頼……というよりも誤解していまして,「理数系の理屈っぽさ」と「法律的な理屈っぽさ」を混同していました。
理系的理解
ふつう,
  • 二次関数を理解するには,前提として一次関数の理解が必要
  • 一次関数を理解するには,前提として比例の理解が必要
という関係があります。

そして「二次関数を勉強していたら比例のことがよく分かった!」という人はあまりいません。
(実際には,二次関数の演習を通して比例的な考え方を何度もなぞることになるので,慣れたり,理解が深まったように感じたり,ふと「比例の本質」に気づくこともあるでしょうけど……)

つまり理系的な理解というのは,「初め」から始めて,「終わり」まで来たときが「完成」です。

その意味で,理系の理解は「階段を一段づつ昇る」式です。
法律的理解
それに対して法律に対する理解において,

  • 民法総則が分かることで,物権や債権や家族法が分かる
  • 民法が分かることで,不動産登記法が分かる
という面も確かにあります。しかし逆に,

  • 物権や債権が分かることで総則が分かる
  • 不動産登記法が分かることで民法が分かる
ということもあります。

これはとても恐ろしいことなのですが……お分かりいただけるでしょうか?
  1. 債権を理解するためには総則の理解が必要
  2. 債権の理解によって総則が理解できる
これってループしてますよね。
  1. 女の子にモテるには自信が必要だ
  2. 自信を得るためには女の子にモテなければならない
これでは一生モテないのです(ドドン)


そういうわけで,結論としては,

とりあえず、よく分からなくても、初めから全てを几帳面に理解しようとせずに、とにかく講義視聴を先に進めていくのが良いかと。
我慢して他科目も含めて学習を継続していくと、霧が晴れていくように視界がクリアになって、理解できるようになる感じです。
――

ということなのですね。

僕はこの形式を「山に昇る」式の理解と名づけたいと思います。

皆さんにおかれましては「そんなん知ってるよ」と思うかもれませんが,これを知っている皆さんは僕からすると凄い存在であり,それはやっぱり「このことが分かるようになるまで勉強してきた」ということだと思います。

そんな凄い皆さんですから,ぜひとも今年,合格していただいて……来年の本試験におきましては誰もかれも初学者ばかりの余裕綽々な中で僕が合格したいと思います(冗談ですので怒らないで……)



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2014-06-09

不動産登記法は覚えられる,と言いましたね。あれは嘘です。


特定した不特定物の変更権・変更請求権

僕はあまく見ていました……。

というか皆さん!!

あれが覚えられるのですか???


僕も,保存登記くらいまでは楽勝の様子だったのですよ。しかし特定承継に入ってから段々と「え,何……この英単語をひたすら覚えていくような謎の気持ち……」となり,包括承継に入ってからは息も絶え絶えとなっています。

これで,模試で結構いい成績とってらっしゃる方も,いるじゃないですか(僕は見ているのです)。恐ろしいですね。


例えばですけど,

  • 中間省略登記の外観を有するが,例外的に認められるもの
  • 包括遺贈者が相続人と同一の権利義務を有するといいつつ,やっぱり相続の規定が適用されないもの
みたいなの,あるじゃないですか。

これって体系化というか理論化というか,「こういう場合ですよ」ってならないもんなのですかね? 

僕がひと通り不動産登記法を学習し終えて,しかも復習とかもズンズンやる中で,ある日ビビッとくるものなんでしょうかね?
それとも「ああ,それはサ。 No music, No life みたいにサ,身体で分かるもんなんだよ」とかアメリカンな感じに覚えてしまえるものなんでしょうかね?


でもですね(ドン!)


覚えます(ドドン!)


覚えないと合格できないわけですからね。合格できないと,僕の未来はかなり壊滅的ですからね。覚えます。泣きながら覚えます


ブログを見ていると皆さんの恐ろしいまでのポジティブさに圧倒されるのですが,それでも泣きそうな瞬間もあるかと思います(直前期ですし)。

僕は結構泣きそうになりながら勉強しているので,皆さんも泣きそうになったとき,「まあアイツよりかはマシだな」程度にとらえていただいて,今年合格していただいて,来年の席を1つでも多く空けていただきますよう……。


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2014-06-04

たかだかマーカーが切れるだけで勉強が滞る

何のイラストか忘れた

困ったことです……。

表題の通りなのですが,皆さんにはそういうことはないのですか?

僕だけなのでしょうか……??


先日勉強していましたら,例のフリクションのマーカーペンのインクが切れまして,「あああっ,もうっ,1秒だって勉強できないっ!」とワガママ小学生の如く家を出て文具店に行きました。

こういう場合,まあ,売ってないじゃないですか。

売ってませんでした。

僕の使っている「ソフトグリーン」だけ売っておらず,目のチカチカするような黄色や赤があったり,何に使うのか分からない紫があったりしました。

  1. 諦めて他の色を買う
  2. 諦めて勉強するのをやめる
で悩んだのですが……。直前期ですし……。

何に使うのか分からないを買いました(きっと僕みたいな人が買うのだと思います。しかし,だったら最初から「ソフトグリーン」を仕入れておけばいいんじゃないですか?)。


僕はリスク回避に余念のない男ですから,速攻 amazon で「ソフトグリーン」の10本入りを注文しました(全部で1000円くらい)。

わあい

勉強の進捗具合

民法 
「覚える」って,大変ですね……。

不動産登記
意外にも覚えられます。


よく,「司法書士試験はガチ暗記試験」みたいなことを言うじゃないですか。でも,僕は思うのですけど,不動産登記法的なガチ暗記よりも民法的な暗記のほうが苦しいです。

不動産登記法はほとんどの場面が「民法の規定」「登記官の下級ロボットっぷり」「実務上の便宜」で説明できるんですが,民法の遡及効したり遡及しなかったりですとか,「5年」「10年」ですとか,こういうのは,なかなか説明しづらいのです。

まあほとんど民法の復習に時間を割けていないせいかとも思いますが……(根)抵当権なら20時間くらいで完成させられそうですが,このスケジュールのどこに20時間を投下する猶予があるというのか……。

(あと,不動産登記法が覚えられるのはは「後から復習するのは面倒だからコマメに復習しとこう」作戦を実行しているせいかと思います。これは素晴らしい方法なので今後も続けていきます)

もう少し勉強強度を上げる必要があると再認識しましたよ……。


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