試験十ヶ月前だから『五ヶ月合格法』を読もう

難関資格たる司法書士を受ける皆さんにあっては，「五ヶ月で合格しよう」という方よりもむしろ，一年前後での合格を目指す方の方が多いかと思います。僕もその１人です。（僕の勉強開始は去年の年末ですので，２０ヶ月での合格を目指していることになります）

試験五ヶ月前に『五ヶ月合格法』を読むのは，危険です。遊びがないからです。個数問題に遊びがないように（１肢迷って即アウト），五ヶ月前からでは遊びがありません（１日遊んで即アウト）。

そこで１０ヶ月前の今，『五ヶ月合格法』を読んでみてはいかかでしょう。合格発表前で勉強のヤル気がゼロの方も，『五ヶ月合格法』を読んでみてはいかかでしょう。

僕たちは超人（松本先生）でなくてもいい

だいぶ前に，僕は「超人くんの比喩」という話を書いたことをがあります。本試験２か月前に，超短期合格者は当然合格ラインにはいない，というような話です。

同じような話になりますが，十ヶ月前のいまから始めれば，当然ながら五ヶ月合格者の倍の準備期間があります。現実には違うでしょうけど，単純化すれば，半分の進捗速度で五ヶ月合格者と同じ成果（＝合格）が期待できます。

そこで『五ヶ月合格法』を，

• 純粋に合格体験記／勉強方法本として読む

ことに加えて，

• 倍の期間で何をするかを考える

といった使い方をしてみるのも楽しいと思うのですよ。

確かに僕は松本先生のような超人ではありませんが，超人の半分でいいのだ，と思うとヤル気が出ます。ヤル気が出ないと，受験生活は地獄です。ヤル気が出れば，それほど地獄ではありません。松本先生の狂気じみた受験生活を読んでヤル気が出て，「まあ半分でいいなら……」とヤル気が出るのです。

２つの『五ヶ月合格法』

単に『五ヶ月合格法』ということばをつかってきましたが，『五ヶ月合格法』には２つあります。

• 『司法書士五ヶ月合格法』（第二版あり，僕は第一版を購入）
• 『予備校講師が独学者のために書いた 司法書士五ヶ月合格法』（購入）

どちらを読んでもいいと思います。松本先生がブログで本の内容について書いているので，それを参考にしてもいいと思います。amazonレビューを参考にするのもいいと思います（赤い方の本については初版のほうがレビューいっぱいついてます）。

念のため

• 僕個人は松本先生と何の接点もありませんので，「何コイツ宣伝？」とか思わないでくださいね。いや，思っても結構なのです。たぶん思われるだろうなということで，ここで弁明しているのです。あと，上記画像リンクから皆さんが購入しても，アフィリエイト収入は発生しません。
• 両書とも，僕は話半分で面白がって読んでいます。全てを完全に実行する気は，もとからありません。実行できるものを実行しています。
• 僕は合格者ではありませんので，「この本を読むと合格に役立つよ」ということはできません。そこは一緒に頑張ろう精神でいいのではないでしょうか。息抜きに合格体験記を読むように，息抜きに読みましょうよということで……。

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何の接点もない僕がなんで松本先生の話をしきりにするかというと，先生の存在が面白くて好きだからです。そして，あの煽っていくスタイルをやっている以上，ちょっとくらいネタにしても怒られないだろうという甘えもあるのです。

あとはやっぱり，半独学という状態でやっていると，精神的にも方法論的にも，何か支えてくれるものがないと辛いのです。ですので，あの過剰なまでに煽っていくスタイルに元気づけられている面も，多々あるのですよ。

僕の孤独を支える少年マガジンに（ジャンプかな？），うまるちゃんという漫画によく似た４コマ漫画がはじまりました。うまるちゃんの偉大さを再確認しました。うまるちゃん，「いつも同じ話だな」とか思ってすみませんでした。うまるちゃん面白いです。

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