会社法の孫準用みたい
僕が欠かさず読んでいるブログのひとつが,今回も楽しい記事を書いていたのですよ。基準点分析なんですけどね。
「法務省の基準点資料を読み解く!」を更に読み解く!|mysteryのノート 前回の記事を基にして、更に他の数値も計算してみたところ、次のようになりました。 ... |
本音を言えば丸ごと引用したいほど簡にして要なのですが,それをすると問題がありそうなので一部のみ引用します。
- 択一式の基準点以上の受験者数の内、記述式の基準点以上の受験者数は約53%である。
- 記述式の基準点以上の受験者数の内、合格者数は約69~73%である。
(同前掲,リストHTML整形は庄司による)
より確実に合格したい事由としては,
「分析」は単にゴロ合わせでタイトルにしただけなので……この69~73%という数字について思うところを書きます。
「合格率7割」は,低い数字か?
僕の2015年本試験の目標は,足切りを確実に回避できる実力をつけることです。足切りを確実に回避すると,その時点で合格率は約7割です。そこでこの数字を高いとみるか低いとみるかが悩ましいところです。
より確実に合格したい事由としては,
- 司法書士試験が年に1度しか行われないこと
- 試験に合格しなければ司法書士として開業できないこと(ご飯が食べられない)
- 僕は現在26歳であり,就職適齢であるため,可能な限り早く合格したいこと
といったことが考えられます。
この3つは,どれも同じようなことを言っているのですけど,要するに「モタモタしてる場合じゃない」ということですよね。特に僕はフリーター受験生ですから,なおさらサッサと受かる必要があります。受験が長引くとプレッシャーも増えます。
「合格率7割」で十分じゃないのか?
しかし,よくよく考えてみるに,いわゆる中上級講座の受講生の合格率は7割行ってるんでしょうか?
松本先生がオススメ講座一覧を載せてましたけど,そのオススメ講座を受講している合格ラインの方って,その7割が合格しているのでしょうか?
さすがにそこまでではないと思うのです(思ってるだけです。受講生合格率を公表しているところがあったらごめんなさい……)。
仮に「受講生の7割が合格する講師」がいたとしたら,その方はかなり優秀な講師だと思います。もしそうなら「合格率7割の受験生」がいたとしたら,その受験生はかなり有望な受験生なのではないでしょうか。合格ラインの受験生に「来年の合格率,ホンネで言うとどれくらい?」と聞けば,8割~10割と答える方は少ないのではないでしょうか。
だったら合格率7割は妥当ジャン,ということで,僕は合格率7割でヨシと結論づけています。
精神論的補足
上記の話に対して,例えば,
- 上位合格(又は満点)を目指すからこそ合格できる
- 合格を目指しただけでは合格できない
- 足切り突破を目指しただけでは足切り突破すらできない
といった話もあると思います。こういう「あらかじめ余裕のあるゴールを見積もっておいて,多少ダメでも結果が帳尻合う作戦」も,もちろんアリだと思います。
最後に改めて言いますが,僕が目指しているのは「足切を確実に突破する実力」です。
確実に足切りを突破するということは,27問前後,自信のある問題だということです。残りが全て2択だった場合,27 + 8÷2 = 31問の正答を期待できるということです。
僕には「足切を確実に突破する実力」が,結局は「合格する実力」や「上位合格する実力」とほぼ同じに感じるのですが,どうでしょうか。
確実に足切りを突破するということは,27問前後,自信のある問題だということです。残りが全て2択だった場合,27 + 8÷2 = 31問の正答を期待できるということです。
僕には「足切を確実に突破する実力」が,結局は「合格する実力」や「上位合格する実力」とほぼ同じに感じるのですが,どうでしょうか。
最終的に僕が何を言いたいかというと,「僕も『合格したい』と思っているんですよ。ただ,表現の仕方として,ちょっと目を引きたかったというか,格好つけたかったこともあり,松本先生のリアリスティックな,決め台詞のようなキザっぽいヤツを,真似したかっただけなのですよ」ということなのです。
そういうわけですので,来年度の合格を目指す皆様におきましては,「なんだ,同じじゃないか」ということで,仲間(?)だということで,ぜひとも一年間よろしくお願いします。一年間ないですけどね。あと10か月ちょっとですけど……。