国家難関資格たる司法書士試験を目指すみなさんにあっては,模試の結果をどう受け止めるかもまた重要な関心ごとのひとつかと思います。
僕も初答練の結果が返却されまして,ちょっと気になることがありました。
※受講直後の模試雑感はこちら
本記事は返却された結果に対するものです
今回の答練の結果は上記の通りで,択一は26問でB判定だそうです(記述は……)。これは辰巳によると「良好」。謙遜でも予防線でもなく「良好」はないだろう,というのが本音です。
辰巳答練生の半数以上は受かるんでしょうか?
素朴な疑問ですが,辰巳の答練受講生の半数程度が合格するのでしょうか?
僕の択一はだいたい真ん中より下くらいです(43人中28位,1月16日集計)。それで,B判定だそうです。C判定が「ボーダーライン」。ボーダーって,つまり合格率50%ですよね?2回目の答練が24問ですけど(別記事にする予定です),たぶんそれでC判定ですよ。
甘いと思いませんか……?
かといって「良好」の評価が「(受験生全体としてみれば比較的)良好(だが,合格者レベルではない)」の意味とも考えにくいです。合格者のレベルでないなら,2016年度向け答練じゃない限り,それは良好と言いませんよ。
とはいえ答練を受講する層というものがわかりませんので,統計(?)的に言って良好なのかもしれません。「1月あたまに26問獲れてるなら,あと半年で30問近くまで行くんじゃないの?」というメッセージなのかもしれません。
答練には満足してます
ぐちぐち言いましたが,答練そのものにはとても満足しています。
僕の答練に対する意義は「2周目の学習の強制力ある外部装置」であり,辰巳の答練はそれにマッチしています。きちんと勉強している分野は,きちんと得点できる,そういう問題が揃っています。「自分が2周目として学習が足りているか?」という問いに,答練の結果は率直に答えてくれます。
ほかの答練を受講したことがないので比較することはできませんが,もし合格後辰巳の答練を褒めちぎる合格体験記の依頼がきたとしても,ホイホイ書いてしまう程には満足しているのです。
答練の判定については「ブログのネタにするか」くらいに考えているだけなので実際はそれほど気にしてないです。
やることに変わりはないんですよ
評価がどうであれ「2周目」にやるべきことは変わりません。答練に取り組む姿勢は確固たる「2周目」たることであり,それ以上でもそれ以下でもありません。
- 1週間という短い制限期間のなかで指定範囲の完成度を高めること
- 模試の結果から取り組みを反省すること
- 「期間あたりの学習成果を最大化できる学習方針」に漸近すること
これらが直前期の過ごし方をより濃くし,また直前期に挑む学力を底上げすることにつながると考えています。
というわけで次の答練もがんばります!
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午後の部第37問の法務栞ちゃん,可愛いですね。すばらしいネーミングセンスだと思います。
なぜか僕の精神世界では法定代理人を要する年齢で再現されてしまうのですが,あの複雑な案件をズバッと解決するあたり,そうとうな手練かもしれません。
もっとも,僕の法務栞ちゃん(つまり回答用紙ということ)は7点ですから,ダメダメです。泣き虫栞ちゃん状態です。もっとレベルアップします。
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