あるていどらくにいきたい

生きづらいぼくたちが
なんとか生きていけますように

2014-08-17

独学だっていいじゃないか

株主 vs 債権者
前回,ひたすら独学する旨の言い訳を書きましたが,実はまだ終わっていないのです。

第二回:独学だっていいじゃないか(今回)
第三回:これが僕の2015年本試験教材だ!

その前に……


お詫び
前回の記事において誤解を与えるおそれのある表現がありましたのでお詫びして補足します。

僕が嫌いなのは「授業」という一般的行為であって,「小泉予備校の授業」という個別的行為ではありません。小泉予備校が悪いと言いたかったのではないですよ。

司法書士試験業界においては,利用した予備校やテキスト,採用した方法論といったものは,合格を停止条件にして遡及的に「正しかったもの」として認定されます。ですので,未合格者たる僕が予備校や教材の是非を語ることはできないのです。
(もっとも,ブログをはじめたばかりの記事では「この教材は凄いぞ」的なことも書いていましたし,僕が他人に「受かってもないくせに」と言われるのが嫌なだけで,僕の方から「受かってもないくせに」と思うことはないので,皆様におかれましては安心して僕にオススメ教材を教えてください)

そういうわけで,前回記事において僕が主張したいことはただひとつ,「合理的な方法論は存在するだろうけど,それでも人間には個性に応じた向き不向きがある」ということです。

世の中には本が大好きで本を沢山読んできた人もいれば,人懐っこくて周りの人から知識を吸収してきた人もいて,人によって「知識の習得の仕方」が異なると思うんですよね。それで,本ばっかり読んできた僕が,いまさら「ハイッ,授業を受けるのが最適解です。だから授業を受けるようにッ!」と言われて,はいそうですか,とそれに馴染むのはちょっと難しかったのですよ。
面倒でもいいじゃないか
予備校を活用しないということは,確かに非効率的かもしれなくて,自分で軽重付をして,関連事項を見つけていく必要があります。わからないことは自分で調べる必要があります。ですが,別にそれはあまり面倒だと感じませんから,頑張ってやっていきます。

そもそも,多かれ少なかれ,勉強には「問題演習派 vs ひテキスト中心派」「書いて覚える派 vs 呼んで覚える派 vs 音読派」みたいなものがあって,そのひとつに「聞く派 vs 読む派」があるかと思います。

ですから,予備校が万人に効率的というわけではないはずですよ(話がくどくてすみません)。

僕は確かに自学中心にやっていきますが,制度趣旨は理解しますし,比較関連事項を抑えますし,条文を大切にしますし,構造的に学習しますよ。

これまで何度か受験生の方からお話を聞いたり,受験本を読んで思ったのですが,(予備校の大好きな)軽重付ってあんまり必要ない気がするのです。だって,予備校(講師)の「的中」はCランクを付した項目であってもカウントされますよね。じゃあ,もうテキストに書いてあることは全部覚えるんじゃんと。覚えます。覚えるので,ランク付けはいりません。

意味の通る普通の日本語で書かれていて,それプラス条文で足りる,というテキストをモグモグします。過去問もちゃんとモグモグします。

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僕には3歳年下の弟がいるのですが,僕と同じ両親に育てられ,同じ義務教育を経ているにも関わらず(少年野球のチームすら同じでした),僕とまったく違います。弟と一緒に歩いていると,僕はほとんど「カツアゲされているオタク」にしか見られていないと思いますね。わりと仲良しなんですけどね。

最近の週刊少年ジャンプは新連載陣が面白く,僕の人生に彩りを与えてくれています。週に1回,数十分の彩りではちょっと足りないのですが,受験生生活って本質的に「ぜんぜん足りない」「はやく人間になりたい」みたいな状態だと思うので,我慢しながら生きています。

野菜売場の人間から言わせていただきますが,皆さん,「桃」を食べましょう。桃。美味しいですよ。
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