あるていどらくにいきたい

生きづらいぼくたちが
なんとか生きていけますように

2014-09-24

「勝手に限界を下げちゃダメ」とキャベツが言ってた

国家難関資格たる司法書士試験を目指す皆さんにあっては,常日頃,自分の限界に挑み続けていることかと思います。僕も僕なりには限界に挑んでいるつもりでした。

しかし先日,アルバイト先のスーパーで大量のキャベツを積み込んでいたところ,ふと「自分の甘さ」について教えられてしまったのですよ。





「これ以上積み込めない」の嘘

安売りの日や客の多い日は,極力いちどにたくさんのキャベツを積み込みます。1回あたりの積み込み量を増やすことで,補充の回数を減らすためです。もちろん崩れない程度に,そして限界まで積み込みたいのですが,恐ろしい魔の手もあります。

それは,「まあこんなもんでいいか」の罠です

たくさん積み込む日というのは,全体的に忙しい日であって,キャベツだけ積み込んでいるわけにはいきません。一度にたくさん積み込むことで結果として(積み込み回数を減らして)全体の作業を短縮できると分かっていても,ついつい他の作業に頭がいって,途中で切り上げたくなるのです。そういうとき,「まあこんなもんでいいか」と限界まで積み込まずに作業を終えてしまうことがあるのです。

意外に思われるかもしれませんが,この瞬間,僕は確かに「これ以上積み込めない」と感じているんです。

キャベツが真実を告げる

先日,キャベツがあと2ケース残っている段階で切り上げようと思いました。もう十分積んだし,早くトマトも並べたい。「もうこれ以上積み込めない」と感じました。

しかしその刹那,キャベツがビビッと僕に何かを訴えかけ(本当です),「いやまだ積めるだろ」と気づきました。

結果,もうこれ以上積み込めないと思ったところから,2ケース(約20コ)積み込めたのです。そして,これまで「もうこれ以上積み込めない」と感じていたものが,「まあこんなもんでいいか」の罠だったと気づいたのでした。

「もうこれ以上勉強できない」の嘘と葛藤

ごくごくたまに,進捗の達成度合いと疲労感のバランスがよい時,「もうこれ以上勉強できない」と感じることがあります。だいたい7時頃です。そうなると「よーし,お酒でも飲んじゃおう」と思って取っておいたキリンの一番搾りを飲んだり,『牙狼伝』を読み返したり,見たかったわけでもないテレビを見たりしてしまいます。

でもこれは,「まあこんなもんでいいか」の罠のような気がします。

キャベツをあと20コ積み込めたように,あと20分だけ勉強できる気もします。キリンの一番搾りを飲みながらかる~く復習したり,『餓狼伝』の読み返しを4冊ではなく3冊にしたり,見たかったわけではないテレビは見ないことにしたり,できると思います。

ライジングサン先生が繰り返し言っているように,限界では足りないのだと思います。

 

思考の流れるまま・・・|司法書士試験 ライジングサン
この試験、人間の限界を試してきています。 だから受験生は、自身の限界を超えなければいけない。 自身で知らぬ間に築いてしまった壁を乗り越えなければいけない。 ...

 

ただ,ひとつだけ留保したいことがあります。

やっぱりこれ以上積み込めない(勉強できない)場合もある,ということです。

キャベツを積み込むのとは違って,試験勉強は長期戦ですから,「昨日はハイパーがんばったけど,今日はからっきしダメダメ」というわけにもいきません。

そういうわけで,僕はひとまず見たかったわけではないテレビは見ない,というのを再優先に実行していきたいと思います!

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別にキャベツなんて切らなくても皆さん思い思いに体験していることだとは思いますが,先日しみじみと気づいたので書いてみました。
キャベツを積み込むコツとしてはなるべく▲←この形ではなく,■←この形に近づけて積み込むことです。だいたい台形にして積み込んでいます。ベテランパートさんは凄まじい高さの▲を作るのですが,僕は背が166cmしかないため,積みこむ高さを稼げず,仕方なく台形にして積み込むのですよ……。
ついでにトマトの積み込み方も記そうかと思いましたが,何も教訓めいたことにこじつけることができなかったのでやめておきます……。


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